2005年11月16日
この発言で喜ぶサヨがまたいると思います。これを引き合いにブログのエントリーがたくさんアップされるんでしょうね。

私は第2次世界大戦の反省をしないとか、第2次世界大戦中の日本の指導部の名誉回復などという非生産的な考えはありません。しかし、単に枢軸国仲間であったからといって、いい加減相似の関係を日本とドイツに適用するのは止めて欲しいですな。

ナチスドイツ、とりわけヒトラーを絶対悪に祭り上げて、ヒトラーとその高官以外はかつてのドイツ国民は無謬であるかのような印象を与え全国民がナチズムの悪夢から逃げ回り、それと正対しないドイツ及びドイツ国民と一緒にして欲しくないですし、さらに、イタリアのように、ムッソリーニを処刑した後は寝返って、私は連合国でございなどと国連の敵国条項から逃れた友とするには値しない国とも比較しないで頂きたいものです。

参考:Common Sense: 戦後補償の日独比較
〜ワイツゼッカーの苦衷〜


ならば、毛沢東をスターリンと比較されて中国国民はウレシイのか?前者は文化大革命で、後者は内部粛正で同じ国民の大量虐殺をしていますが、その当時の中華人民共和国とソビエト社会主義連邦とは状況が違うでしょうに。

とはいえ、首相・閣僚の就任中の靖国参拝は無用のことと思っているFRANK LLOYDであります。

ただ、これは私が香港在住で中国ビジネスに関与していて、中国でのビジネスに差し障りがあるから無用のことと思っているわけではありません。単に、靖国神社に参拝したからといって戦争が2度と起こらないとか、平和が続くとか、そういった現世利益が望めないからです。

さらに、私は仏教徒ですから、死後の霊魂の世界など無いと考えているからでもあります。輪廻転生ですぐ生まれ変わるのに、鎮魂とか、いもしないものを鎮める必要もありません。

それから、靖国参拝などしていると、中国・韓国に無用のつけいる口実を与えることになるからです。日本が相対的に優位に立って、中国・韓国につけいる隙を与えない政治情勢になっているなら、信仰の自由ですからやって頂いても結構ですが。

ヒトラー例えに靖国批判 中国外相、訪問先の韓国で
中国の李肇星外相は15日、「ドイツの指導者がヒトラーやナチス(の追悼施設)を参拝したら欧州の人々はどう思うだろうか」との表現で、小泉純一郎首相の靖国神社参拝を非難した。アジア太平洋経済協力会議(APEC)で訪問中の韓国釜山のホテルで一部記者団に語った。


こういうニュースがでると、週刊現代、週刊ポスト、週刊プレイボーイなどは、小泉首相を現代のヒトラーになぞらえる記事を書くのでしょうが、中国の外相が言っているのは、ヒトラー他ナチス高官をA級戦犯になぞられえいるのであって、さすがに小泉首相をヒトラーになぞらえたら外交問題になりますがね。でも、アホ馬鹿マスコミですから、そう報道するのでしょうね。馬鹿だねえ。

李外相は最近、靖国問題について異例ともいえる調子で批判の声を高めているが、参拝批判にヒトラーやナチスを持ち出したことは、日本側で波紋を呼びそうだ。外相は「あれほど多くの人々を傷つけた戦争を発動した戦犯を日本の指導者が参拝することで、アジアの人々の気持ちが傷つかないかどうか、日本人は考えたことがあるのか」と指摘。参拝中止に向け「基本的な善悪の観念を持つべきだ」と訴えた。


発言した方の中国外相の資質の問題で、それを「参拝批判にヒトラーやナチスを持ち出したことは、日本側で波紋を呼」ばないように、大人の対応を致しましょうね、みなさん。

李肇星(Li Zhaoxing、り・ちょうせい)
外交部長略歴

1967年〜 : 中国人民外交学会で勤務
1970年〜 : 在ケニア中国大使館アタッシェ
1977年〜 : 外交部新聞司三等書記官、二等書記官、副処長
1983年〜 : 在レソト中国大使館一等書記官
1985年〜 : 外交部新聞司副司長、司長、外交部スポークスマン
1990年〜 : 外交部部長助理
1993年〜 : 国連常駐代表、特命全権大使
1995年〜 : 外交部副部長
1998年〜 : 在米国特命全権大使
2001年〜 : 外交部副部長
2003年3月 : 外交部長
参考:China Vista - Li Zhaoxing


経歴を見てもわかるように、彼の前任者の唐家センと違って、中国外交部のジャパンスクールの出ではありません。初期の経歴はケニアとレソトの書記官ですよ。。。って、ケニア・レソトを馬鹿にするわけではありませんが、事実外交部内での国家的ステイタスは低い。

その後「外交部新聞司副司長、司長、外交部スポークスマン」新聞屋ですよ、スポークスマンですよ。な〜んだ、週刊なんたらと同じ穴のむじなですね。それで、国連大使をやって、欧米デビュー。米国大使ではない、特命全権大使をやってハクをつけて、外務副大臣(外交部副部長)、唐家センの跡を継いで、外務大臣(外交部部長)。

たいした男ではありません。日本のことも知らない。欧米の歴史に詳しいわけでもない。たんなるスポークスマン。中国は広報部長が外務大臣に就任できる国ですな。

って、もしかして、たいした男なのかもしれない。さて、どういう方でしょうか?

posted by FRANK LLOYD at 10:39 | 香港 ☁ | Comment(0) | TrackBack(9) | 比較文化:日本 vs 中国
 



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